指圧・骨盤調整なら釧路の指圧整体・一指堂指圧治療院

治療内容

指圧


肩甲骨間部の指圧●指圧療法は故浪越徳治郎先生が創設した手技です。
疾病の治療および予防を目的として、全身の体表に定められた部位を、徒手を用いて、原則として漸増、漸減の垂直圧の1点圧を主体とした、押圧操作を遠心性の方式で生体に加え、生体に備わっている自然治癒力の働きを促進し、疲労素を取り除き、免疫力を向上させ、健康を増進させる手技療法である。

体の異常を整える上において必要な刺激を与えなければならない。この刺激量を適量刺激という。

押圧法の三原則は指圧理論の中核をなす。

●第一原則(垂直圧の原則)

人体は種々複雑な曲線、曲面の複合体である。これに対して最も適合した効果的な刺激を与えるには常に垂直圧を以って行う。 垂直圧は指圧において理学的刺激の基礎である。

腰部下部の指圧

●第二原則(持続の原則)

一定の押圧をしたらその圧を緩めずに、そのまま一定時間持続する方法である。この間に指の感覚なり患者の反応を念頭において、刺激を適当にしてゆくのである。

●第三の原則(集中の原則)

術者の技術と精神を一致させることを期待したもので 施術中は全精神力を集中する。 一面の押圧であっても常に有効適切を期待し、そのためには 術者と患者の精神的な一致という事も重要な問題である。

指圧の沿革

以下の文言はあん摩マッサージ指圧師、はり師。きゅう師の国家資格受験の為の標準教科書に書かれている内容を抜粋したものです。

「指圧はあん摩、導引、活法を総合した経験療法として、江戸時代には民間で行われて来たが、明治時代に入って、これらの手技操作と共通するアメリカの整体術、カイロプラティック、オステオパシー、スポンディロセラピーなどの療術が輸入されるにおよび、この施術を導引に取り入れて、改良して独自の手技療法として体系化し、大正時代に指圧法として統合され、昭和30年8月にあん摩(マッサージ、指圧を含む)として法律で認められ、次いて昭和39年6月に名称が改正されあん摩、マッサージ、指圧師法として現在に至っている」とあります。

あん摩、マッサージ、指圧師の国家資格を取得するには現在、3年間の専門学校の教育を受けて初めて国家試験の受験する資格が得られ、試験に合格すればあん摩、マッサージ、指圧師となることができます。

私も30年前に合格しましたが、資格が有っても治療技術の向上は別物で、良い師匠に巡り合わないと技術も人格も向上しないのは今も昔も同じだと思います。



骨盤調整


仙腸関節離開法人間の骨格の要である骨盤は、仙腸関節と呼ばれる一対の関節によってコントロールされています。 この仙腸関節の動きが少なくなると、それに付随している筋、靭帯、軟組織は働きが低下して、骨盤周囲の柔軟性が悪くなってきます。

そうすると、骨盤の上に乗っている背骨もS字状にわい曲してしまう。 腰椎が歪むと保護しているじん帯や筋肉がひきつれ、脊髄神経を刺激し、強い痛みを起こします。



骨盤調整

骨盤調整法は仙腸関節に約1ミリのあそびを出し骨盤周辺の筋肉や靭帯を緩める技術です。 骨盤周りの筋肉群アウターマッスルでは大殿筋、大腿四頭筋、大腿二頭筋等など。

インナーマッスルでは腸骨筋、大腰筋、中殿筋、梨状筋等など。
これらのじん帯、軟組織を柔軟にする事ができるのです。 強い痛みのぎっくり腰や鈍痛が長く続く慢性腰痛症。 歩行困難になりやすい坐骨神経痛などの症状痛みの緩和、改善に効果があります。 肩こりや五十肩も実は仙腸関節の調整をしながら肩周辺の指圧や頭蓋骨調整をすることで改善することが出来るのです。




頭蓋骨調整


人体頭蓋骨調整とは、術者の手によって優しく触れる程度で副交感神経系を優位に働かせて筋肉の緊張を和らげ機能を向上させることにより、痛みや身体の動きを改善する治療法です。

特に首回りの筋肉の中に起きてしまったこり固まり(筋肉繊維内細胞が縮みっぱなしで伸び縮み出来ない状態)これをspasm(スパズム)といいます。この状態を改善することにより、筋肉が持っている本来の伸び縮み機能を引き出す施術 です。



上腕二頭筋筋肉は伸び縮みできる柔らかい筋の本体と骨につなっがっている固い腱に大別できます。
右図は腕を曲げると力こぶが出来る上腕二頭筋です。
柔らかい筋の本体は筋の膜に覆われて一つのかたまりとなります。しかしそれは、何十本もの筋の束が集合したものです。 さらにその筋の束は 200 ~ 250もの筋肉繊維が集まったものです。そして、筋肉繊維の中で筋肉の実際の伸び縮みが行われているのです。それらを筋細胞と呼んでいます。



収縮「こり固まりの発生」同じ姿勢を長時間続けていたり、痛みにより関節運動を起こさないと、筋細胞同士がくっ付いて“こり固まり”を起こしてしまう。



引き離す「実際の筋細胞の収縮」お互いの細胞が滑らかに伸び縮みすることにより、効率よく関節を曲げ伸ばしすることが出来る。(ヒトは筋細胞のみ脳からの命令で動かすことが出来る)



筋細胞の解説図こり固まりの状態からマッサージなどで押したり、筋の膜ごと本体をストレッチしても筋肉繊維の中で起こっている細胞のspasm( こり固まり)をほぐすことは出来ない。
よって①術者のわずかな圧で ②患者さんの頭蓋骨に触れて副交感神経系に働きかけて筋肉の緊張を緩めていくことにより、こり固まりを改善する。
このように、筋肉の内部から こり固まり を改善するのが頭蓋骨調整です。

患者さん自身がリラックスすることにより、筋細胞→筋肉繊維→筋の束→そして筋膜へと効率良く力を伝達出来るようになるのです。

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